ノロ騒動終焉

mizunox2004-05-26

     要望書
今回の騒動について、被害者一同で話し合った結果、以下のことについて要望いたします。
・治療費(振込み料含む)67730円の全額負担
理由
1、今回の事故は厨房内の冷凍庫の取っ手と調理師2名か検出されたノロウィルスが原因で、55人中15人が同時期に感染した。保健所からに結果からもノロウィルスは、食事摂取による拡大をみせたことが濃厚であると考える。
 今回の件に関して、保健所からの検査結果から食中毒であると断定はできないが、集団感染の事実は明らかであり、ノロウィルスの発症期間の24〜48時間に旅館で過ごしたことから、その可能性はよって高いと思われる。
2、食品施行条例調理食の保管について旅館側に不手際があったと考えられる。ノロウィルス検出もおおきな後手にまわったと思われる。支配人と旅行会社と当方の代表者との話し合いの席で5万円の見舞金が支払われたが、その席は当方の要望や意見について充分な配慮がなされてなかったと思われる。そして支配人から「厨房からノロウィルスが検出されていない」と虚偽の事実を伝えられ、私たちは憤りを感じた。謝りを認められたが後日、送封されてきた詫び状の中で、文章や表現・差出人も不明で、当方に更なる不快感を与えたのである。
 発病の際の病院への送迎での運転手の発言、合宿終了時の支配人の発言や細やかな部分を含めて、旅館の配慮が全体を通して信用に値しない。
3、55人中15人が深夜に病院へ行き、長時間の治療を受け、発病していないメンバーも寝ることができず看病にあたった。10日の夕食を食べれない者もおり、合宿最後の夜のイベントも不参加者続出でなりたっていない。今回の件で合宿の行程に大きな支障をきたし、合宿後も体調不良を訴える者もいた。旅館で過ごした期間内でこのような事が起こり、これ以上の拡大を見せず発病者が現段階で回復しているのは何よりもの救いであるが、当方は真に遺憾に思う。
                  サークル合宿係 あいかちゃん
                  被害者代表   みずのっくす
 てな要望書をゴールデンウィーク前に旅行会社にあいかちゃんちひろと持って行きました。その後、ゴールデンウィーク明けに返答をもらい、要望書の内容の金額を支払うという回答をもらいました。なぜ要望を飲んだかの返答文ももらいたかったけど、要望書の要望が治療費返金のみだったのでありませんでした。後日あいかちゃんとお金の受け取りと今回の件はこれでもう収まったという示談書に印を押しに行きました。実は治療費はあいかちゃんのポケマネから出してもらっていたので、返金してもらったお金は返しておきました。あと初めにもらった見舞金はもちろんもらっております。5月22日をもってその見舞金を被害者に聞きサークルの費用に寄付するというかたちで終焉を迎えました。
 ほんまに長かったしほんまに疲れた。ここでは書けなかったけど、いろいろもっと大変でした。まこちゃんあいかちゃんもすげえ悩んだし、でも被害者おれらのためやと思って頑張ってくれた。てっちゃん、さっくん忙しい中動いてくれました。このような解決策のわからない事件では、おれらはなにが正しいとか、どのように話を進めればいいのかもわからず、絶えず間違ってるのか?でも正しいとか自問自答していた。ほかにもいろいろしなければならないことが多い中にもなにやるにもノロウィルスが引っかかっていた。おれらがこの件についてみんなが納得いくようになるようにできるだけ頑張ったけど、もう少し被害者のみんなはおれらに働きかけがあってもよかったのではないか?途中もうおれの意見で要望書を出す!!とか言い張ってたりしたけど。
 まこちゃんもまっすぐな子やから、ほんまにいろんな立場の状況を考えてでも納得いかない自分もいたり、でも納得せんとあかんと自分に言い聞かせたりで参っていた。卒業生の福ちゃんも心配してアドバイスをくれたし。ちひろもいろんな場で手伝ってくれていた。
 ほんま15人の意見を聞くのも大変だ!返事を返してくれなかったり、なかなかつかまらなかったりで。ほんま見舞金おれは合宿係の二人にあげようかと思ったよ!
 もう二人は次の夏合宿に向けて計画を立てています。ほんま今回の件が長かったから1年中合宿しているみたいだ。旅行会社も変えたほうがいいとおれが強く言ったので、また一から旅行会社を見つけてきたし、今回で勉強になったこと盛り込んだ合宿にしよう頑張っています。ほんまみずのっくす見ているサークルのメンバーはフルに協力してください。毎年合宿係りはちょー大変やのに、今回はもっと大変やった!!
 もう卒業したけど合宿とは参加させてもらう気持ちをもちましょう。飯食ってすぐ部屋帰るとかありえない!なぜ片付けてから帰らない?あたりまえです!みんな残ってやっている人がいるんや!
 治療費の返金であいかちゃんと金もらいに行った後、いろいろ話していた。忙しい毎日を送っているが、1回生のキャピキャピした姿からとても大きくなって見えたし、強くなった。いろんな経験をつんで自分に加味していってください。
 あと、もし旅館側も旅行会社もそうやけどもしあんたら自分の子供がこんな目に合わされたらどう思う?おれらの親も怒っているんや!おれが支配人の立場にいるならば、被害者側の話を直接聞き、望むかたちを自分から誠意としてとらせてもらう。ふつうに考えて合宿に行って、集団で感染して帰ってきました、それが細かいことを抜きにして真実ちゃうのか?だから大人のドロドロした自分達を守ろうと裏でいろいろとあったであろう隠蔽策がむかつく。最後までその旅館の理事長が町長だとは知らなかった。大人は汚い。真実は見えてこない。
 最後に夏合宿には保険証をわすれないように☆