ノロ騒動後期

mizunox2004-05-25

 もう一度、旅行会社の次長さんがいる日に話を聞きに行った。
まず5万円の見舞金が支払われた理由についてだが、どうやらこのようなことになり、次長さんと旅館の支配人が話し合いそのようなかたちで今回の件の詫びを入れることが常ではないかとの判断らしい。次長さんがそのように話を持ちかけたようだ。それが私どもがする誠意ではないかと思いましたとか言っていたけど、明らか学生やと思ってなめられていた。話を大きくせずに終わらせようとしたところがあると感じる。もし誠意を見せるならば、まずこちら側の状況となにを望むかを聞くはずである!裏でそのように旅行会社と旅館で掛け合いがあったのではないかと聞くと、やはり私どもがすべきことをしましたという回答であった。
 今回の件に関して旅行会社はなにか保証はなかった。傷害保険には加入していたが、このようなケースには対応していない。めずらしいケースのため旅行会社としてもどのように動いていいかわからず、みなさんの要望の手助けをする立場を取らせてもらうとのこと。つまり、サークルと旅行会社との間に入るようにしてもらった。
 ここまできて、サークルの被害者が何を望むかを聞かねばならなくなり、京都駅に集まってもらった。前述した内容を述べみんなの意見を聞いてまとめた。まあおれの主観やその意見に便乗する意見に対して、消極的であった要望を、まあ無理矢理感はあるが「治療費全額返金と、宿泊費全額返金」を要望する意見にまとまった。意見には治療費全額返金
と15人分の宿泊費全額返金。または治療費全額返金と、慰謝料としてべつにお金をもらうなど別れていたけどいちおう大きくいこうみたいな感じでそのようにまとめて、要望書を作った。
 それからはあいかちゃん、まこちゃん、さっくん、てっちゃんに学校に持っていってもらい、顧問の部長先生に添削してもらいそのようなかたちで要望書として出来上がったが、学事課にも見せた方がいいのか?わるいのか?おれにはよくわからんが、いちおう報告もこめて見せに行った。学校はおれらになにをしてくれるのか、アドバイスなど、もしくはこのような件に対しての処理する指針を示してくれるのかという期待もあったからである。しかし学事課のサークル担当のつかえんおっさんにかなり罵声を浴びさせられたらしい!金の請求がでかすぎることと、学生らしさがないだかなんだかわからないが、「おまえらのやってることはたかりといっしょじゃ!学校は一切このことについて責任を負わない!」とのこと。まあおれらの意見も聞けちゅう話や!
 そのことで実際動いてくれていた合宿係は不安を感じてしまった。時間もあれから経っていたし、学校からへんなイメージをサークルにもたれるのはこの先サークル活動がやりにくくなるのではないか?あと被害者たちの気持ちが今の時点でどれくらい要望しているのかわからないとのこと。時間の経過もあるが、被害者ではない立場で動いていていろいろ悩んだりしているが、被害者はなにも聞いてこないし、もう興味がないのではないか?どうでもいいのではないか?なんのためにここまで時間を割いているのか?要望を大きく望むことによってお金が絡むとこの先不安を感じるし、もっと事が大きくなれば裁判とかになったら手に負えないなど。学事課のおっさんが顧問の先生と話し、なにを言われたか顧問の先生も責任を負わない立場をとった。
 でおれ、まこちゃんやあいかちゃんと話合った。卒業した福ちゃんにもおれなんだか説教されてなんかえらい責められました。まあええねんけど、おれの意見は変えるつもりはない。しかしまあ要望する内容に不安を感じる気持ちもわかる、要望書の内容を「治療費全額返金と被害者15人分に宿泊費」にしようかという案がでた。実際学事課など動いてくれたし、現在の被害者の意見を聞くことも大事だと思い、現在の案も含めてみんなの意見をまとめ、それを最終的な要望書として提出することにした。
 意見は1.治療費返金と宿泊費15人分返金 2.治療費全額返金 3.要望書ではなく意見として文章で今回感じたことを提出 の3つに分かれた。被害者15人と合宿係のあいかちゃん、まこちゃん、会長のさっくん、副会長のてっちゃんの意見をまとめて、「治療費全額返金」を要望書として提出することにした。