年末の出来事を思い出す

　今日も働いてきました。かなりしんどかったけど、まだまだこんなもんじゃない！もっと来てくれ！もっとパ二クラせてくれ！いや、うそです。眠たいです。お客さんが寒いなぁと言ってくるけど、今日一日寒いと思った時はありませんでした。でもやっぱ年末の忙しさはおもしろい！全員が一つのなる気がします。
　年末ってややこしい客がやたら多い。いつも来ないお客さんまでやってくるし、忙しい時に限って容赦なくへんな注文ゆってくるし、もう態度もわるくなっちゃうよ〜ん。一昨年の年末は子供がゲロってくさい車の車内清掃。まじくさかった。お母さんよ、あなたがやりなさい。今日も子供を乗せている車が来て、なんかいっぱいこぼしていて車内が異様なニオイがする。掃除して、かなりきれいにして、持ちこみの消臭スプレーをふっかけて修了したんやけども。別におれはそれが仕事やし、子どもが乗っている車とかもぜんぜんかまわないし慣れているし、すげえ汚くても平気やねんけど、もうちょっとお母さん、小さい子を乗せるんやったらまめにおれらに持ってきて。一年に一回じゃなくてさ。さすがカビてたりするのは良くないですわ〜。
　去年の年末は最悪な思い出がある。足の皮事件。なんかきったない車洗車してって持ってきて、白色やから水垢やらなんか変な物質がこびりついていて、三年以上働いてきて一番ともいうべき汚い車がきました。接客した時点から、なんかおっさん頭おかしいやつやなぁと思っていたんやけどごちゃごちゃうるさいので安くしてあげて、時間もらって洗車してたらもう汚くてとれないとれない！この１台に忙しいのに何分かかるねんってくらい擦っていました。当時の所長とかにもここまできれいにしたらオッケイっすねと聞いたら、おおキレイキレイと了承済みくらいすごい見違える変化を遂げていました。その後、車内清掃したんやけど、もうほんまあの客しばくと思わせるくらいの光景が・・・。なんと運転席の下のマットの上に白いへんな物体がいっぱい落ちてて、近づいて掃除機吸い込むまで気付かなかったんやけど、なんと足の皮やったんです。うげえーー！！もう逃げ出しました。爪とかはあったことあるけど、足の皮て！ないわ！ないわ！もうおれ背中とかめちゃかゆくなって、あれ絶対空気中に胞子みたいなもんが浮遊してますわぁ！ゲロにしてくれ〜ゲロのほうがええ！と思うくらい。しかたなく息をとめて泣きながら掃除機マックスで吸い込みました。こりゃ排気にも胞子まざっとるな。おっさん足の皮剥きながら裸足で運転してたんですわ。
　その後、おっさん車取りにきて、お会計しにきたんやけど「おまえこれとれてへんやんけ！」とすげえこびりついているやつを取れってキレながら文句いうんです。もうおれもうざかったんで「ああ〜とれないっすわ！（てめえどんだけキタネエ車をここまで輝きを取り戻してやったんと思ってんねん！おまえの足の皮とかなんでおれが掃除するんじゃ）」と言い返すと、「なんやねんおまえの態度は？おれも雇う身の仕事してるんや！サービス業がそんなんでいいんかい？おれやったら怒鳴りちらすぞ！こら！でかい声出すぞ！いまここで怒鳴ってもいいんやぞ！」っていうので、「はい？いまきれいにしてますやん！（おめえのしたでは働くやつおるんかこのあほ！）」とおちょくっていると、「おいー！！こいつなんやねん！誰か来いー！！」やってさ。大声出してきた。もう足払いしてやろうかと思いましたわ。所長がきていちおうあやまってくれて、そしたらそいつ自分でヒートアップしてキレてたのになんかソッコウ「いやこちらこそすいません。」と機嫌なおってやんの。なんやったんやこのおっさん！？だいたいサービス業やからって足の皮落として掃除しろって言うこと事体、人間狂ってんねん。ふざけんな！なめすぎや！おめえとうちの所長じゃ格がちがうんだよ！おめえみたいなやつはだれもついて行かんわって感じです。ほんまこいつ次あったらシバクと心に誓いました。こんなもん制服脱いだら、跳び蹴りです。みんなであいつ頭おかしいってかなり盛り上がりました。もう二度と来ないでね足皮おっさん☆