ノリノリとダンマリ

「人間関係が社会にでて一番難しいものだ！」って高校の担任の先生が行っていました。う〜ん、たしかに難しいものだと痛感するとこもいっぱいあります。苦手な人っているし、妙に波長が合う人もいます。大学入っていまでは仲良しの、ひで、まな、たいちゃんもはじめはちょいギコかったり、なに話していいのかわからなくなったり。でもよくいっしょにいたりしたら、沈黙の時間も別にふつうに感じます。無理の話さなくても、めちゃ盛り上がっても、なんでもいいんです。その時間がいやじゃない。それはこの人はこ〜ゆ〜人間であるとわかっているからでしょう。お互いが解り合っているというか、まあそんな感じです。
好きな人にはいじわるをする小学生みたいな気持ちもなんかいまだにわかります。好きな人は苦手なんです、ドキドキしたりしてうまく話せない。なんか自分を奥に押しやるっていうか、前に出したいんやけど、口の中が乾く〜みたいになります。で、おれ「なに考えてるかわからん」って言われました。うん、たしかにモジモジしているのはわかるけど、どうにもこうにもならんのよ。
　モジモジしてると会話の中におもろいこと思いついても、流れにノっている人にとられて、「はっはっは！（おれの思ったこととらないで）」と笑ってはいますが思います。その場のテンションにノったら、自分は天才かって思う名言ゆったりできますが、おれより上をいかれると圧倒されてうまくしゃべれない。けっこう若い集まりでは、いい感じでノリノリになれるけど、じつは30歳を超えると、たぶんうまく話せない。それはいやじゃないし、めちゃ楽しいんやけど、自己表現ができないってゆうか、返って気をつかってもらったりしてわるいなぁと思ったりします。でもでしゃばりたくないし、会話を潰すっていうか、場が読めないみたいになったらけっこう大変。漫才のボケ、ツッコミとかアイヅチやら会話にはごくあたりまえのことやし、いろんな角度で考えがぶつかりほんま会話は竜巻のように感情や考えが入り組んでいます。
　よく若い子にはみずのくんは面接とか余裕やろ〜っていわれますが、年配の人には、あの子面接とか大丈夫なん？って思われていると思います。はっきし言って苦手です。だって面接官は年配が多いじゃないですか！！実際落っこちたわけですし。
　大学のゼミの先生に「みずのくん、君はおとなしいよ。もっと自分の意見を述べなさい。授業中も発言しないし。そうゆうのは、苦手とかじゃなくてくせみたいなもんだよ。もっと自然体になりなさい。」っていわれました。おれが言い換えそうと、なんかしゃべると、更に上からかぶせてきて、「だからくせみたいなもんなんだよー！」あのね、だからしゃべろうとするのに、しゃべらさないのは先生ですよ。話す気なくなるんです。授業中もたしかに先生の意見は、その話の答えを的確にとらえているし、結局まあ納得もします。そりゃおれらの意見は浅はかやし、詳しくないし。でもおれの意見を全部上からかぶせてきたら、よりわかりやすく色や例をつけれる先生にはかないません。最終的におれの意見と同じこと言ってる時もありました。大事なのは、この23才の時点のおれが考えて思ったことを説明が下手でも、見当ちがいなことであっても、おれが思った世界で一つかもしれない意見をもうちょっと大事にしてほしいんです。23才のおれはこんなことしか考えられないの！頭のいい意見は結論では勝ちかもしれないけど、過程では十分大切なんです。
　人の意見を、否定的に返す人、ダメ。「〜はこうちゃうかなぁ？」「いや！」←否定してます。「せやなぁ〜！うん。」←こんな感じがいいかも。ほんまにあかんこといったら「あほかー！！」とかでもいいけど。おめえになにが分かるんだよ！って思いますね。
　思ったことを言葉にするのは難しいけど、伝えきれないかもしれないけど、その人の考えを貴重にしていきたいです。「拾って拾って」精神です。おれ日本の昔から伝わる伝統「わび、さび」とか好きです。「男たるものおしゃべりではあかん（まあ、かなり調子ノるときゃノります）無口な男ですから。」こうゆうのって武士みたいでいい感じ。なんか語らずとも見えるものってありませんか？気持ちで伝わるって言うか、その人の見えない考えがわかるっていうか？そうゆうとこ見るのが好きです。
　でも好きな人にはしっかり言葉で伝えないといけない場面ありです。気持ちは伝わりにくいものだ。付き合ってからは気持ちは伝わるとこもいっぱいあります。
　人を第一印象や、又聞きなんかで判断しないで、良いイメージや悪いイメージを勝手につけてはいけません。その人を認めることで、壁がなくなり、人付き合いが始まっていくと思います。ほんまにばかな人間や、人として間違っているやつはどうでもいいけど、人付き合いは三年せんとほんまにわからんっていうでしょ。おれノリノリであったり、もしくはダンマリ気味であっても、まあどっちかっていうと人付き合いは下手な方で、一時期「あかんわ〜！おれ。」と苦手意識を持っていたけど、でもいまはそんなへたくそな自分が嫌いじゃないです。面接の時はノリノリがいいんやけども・・・☆