2002年8月末

 去年の夏、一年間ニュージーランドに留学していた、大学の友達ひでに会いに行きました。サーフィンのウエットを買った国であります。7日間の旅行で滞在期間は5日間でした。同じ大学の友達、霊感少女ちひろちひろといるとよく恐ろしい体験をしてしまうことからこのあだ名が付きました)と二人で行ったんですけど、行きの飛行機の中から窓ぎわの取り合いでおおげんか。旅行中ずっと仲が悪かったです。
 オークランドにひでは住んでいるので、主に北NZをレンタカーを借りて巡りました。道路は日本と同じ左車線、車は日本の中古車が多く、右ハンドルでもう10〜15年おちの車なんてざらに走っていました。一般道やのになんと80〜100kmくらいスピードを出していいんです。標識がそうなっているんです。市街地を抜けると牧場が多く、牛や羊が放牧されています。道路沿いの柵に沿って一列に30匹くらい並んだ牛の列がいました。牛の前を車で通りすぎると、いっせいに通り過ぎた方向に牛が振り返るんです。後ろをみるとずっとこっちみているんです。面白かった。海岸沿いもきれいで、広いビーチが広がっています。ワイトモケーブスというところに行くと、洞窟にツチボタルが住んでいて、暗闇の中にプラネタリウムのように光る幻想的な世界が見れました。たしか蛾の唾液みたいなものが天井にぶら下がっていてそれが光るってゆってたような!?
 NZは日本の真南、南半球なんで季節が逆転します。8月なのに夜にもなればほんと0℃近くになりました。寒くてお腹冷えてほんとゲリラライブになり、ずっと下痢でした。買い物に行きほな45分間の自由行動しようということになり、3人バラバラになったんですけど、40分はトイレで孤独な周期が早いゲリラサイクルの渦中の中にいました。(それ以来友達に、ひろちゃん外国連れて行くと水があわんからなぁといわれ連れて行ってもらえません。)なんとかトイレから出れる状態にして流して出るとそこにトイレットペーパーロールを持ったおばさんがうんこの帰りを待っていました。いったいいつから?5分?10分?え〜30分オーバー?!その人はトランシーバー片手に何か話していたので、もしかしたらあまりの長さに、出てきた僕を見て「下痢の日本人無事確保しました。」と本部に連絡をいれていたのかもしれません。
 オークランドとは大工業都市で、北NZで一番大きな都市です。日本人の留学生やワークホリデイの人がけっこういました。中国人などアジアの人々が多い街です。かたちは京都タワーに似ているオークランド名物のスカイタワーというものがあり、季節によって七色にライトアップされるみたいで、行ったときはブルーに光り夜の街を照らしていました。オークランド博物館に行くと、なぜか日本の第二次大戦中のゼロ戦がありました。理由は忘れました。あ〜日本人がラーメン屋を出していたぁ。ひでが留学して半年ぐらいでしたが、英語わからないぼくらめちゃ通訳していろいろ助けてくれました☆