広島へ向かう

mizunox2004-03-31

 かねてから行きたかった広島へ彼女と旅行することになりました。おれ一時期東京に住んでいたんで小学校の修学旅行では行っていないんです。関西地方の人は広島に行ったことがあると思うんですが。彼女のおばさんのアドバイスによりまずは広島県尾道へ向かいました。高速ぶっ飛ばして。山と海と景色が美しい街、大林監督の「ふたり」などよく映画でもその景観から撮影に使われます。
 尾道市の有名な山の上にある展望台を見て、詩人が尾道について書いた詩が岩に彫ってある文学の小道から千光寺に抜け、随所にあるその展望を満喫しました。ほんまお勧め☆志賀直哉の旧居も行ってその風流さは古きよき時代を彷彿させました。文学博物館でおじいちゃんに「若いうちにしっかり汗水垂らして働かねばあかん!そうすればおじさんみたいに海の見える街で歳いってからも働ける!若いうちに楽したら汗水が歳いってから涙に変わるから!」おれら納得。勉強になりましたおじいちゃん☆
 その後は山を下り、有名な尾道ラーメンの有名店へ行きました。平日やのにすごい列。けっこう待ってやっと食べれたけど辛口の昔ながらの醤油ラーメンみたいな味。うまかったけど、まあうまかったみたいな感じかしら!?
 さあて次の目的地は宮島へ決定。またまた高速ぶっ飛ばして、フェリーに乗って宮島へ渡りました。降りて船の発着場を出ると鹿が放し飼い。お腹減っているのかゴミ箱をあさり紙袋をムシャムシャとご賞味中。うちの彼女も見る店見る店の食いもんにムシャムシャとご賞味していました。「おめえいまあれ食いたいと思ったやろ〜!」「へへっ!ばれましたか!半分食べる?」「うん!」そんな感じで食いまくり、厳島神社に行く前に食った揚げもみじ饅頭を帰りにも食べていました。まあこの子は回転寿司32皿食ったことがある強者☆
 土産屋を抜けていくと厳島神社へ着きます。有名な鳥居はちょっと干潮でしたけど初めて見れて感動しました。朱塗りの柱や社はほんまにきれいやったし、ゆっくりみながら回廊を歩きました。
 本土へフェリーで帰り、その後は吉和ってとこにある温泉へ行き宿がなかったので車にふとんを積んできたので、後ろに敷いてその晩は寝ることにしました。そしたら警備員の人が来て車をノック。ああ〜やっぱここで寝たらあかんかなぁ〜と思いながら、話を聞くと「ここはまずいので、坂の下の広い駐車場に行ってください。許可とってきましたから!」なんていい人なの!おれらはだだっぴろい駐車場で寝ました。人の優しさもまた旅のよさとでも申しましょうか☆