湯村温泉

mizunox2004-02-20

 何年ぶりかなぁ〜?12〜13年ぶりに両親と母方のばあちゃんと温泉に行きました。そこは兵庫県の温泉町にある、昔NHKの朝の連ドラって行っていたかなぁ?で吉永小百合が主役の芸者を演じた『夢千代日記』の舞台になった湯村温泉で、けっこう有名らしい。吉永小百合像の前で記念に写真を撮りました。
 母方のばあさんは77歳で、書道も師範の腕前を持っていて毎日稽古しているので頭もしっかりしているし、若者のテレビ番組もふつうに見こなすほど、レベルの高いギャグにも敏感反応。でも旅行中にかぶっていた帽子に小学生みたいなゴムがついていて、なかなかかわいく風に帽子は飛ばされない。ばあちゃんの夫のじいさんが3年半くらい前に亡くなったんやけど、そのじいさんと一緒に行きたいと言っていてすごい楽しそうやったけど、どこか切ない一面も感じた。湯村にはじいさんと一回来たことがあるらしく、生前にまた行きたいなぁと話していたらしい。なんでなんかなぁ?と思って問いただして見ると「55年くらい前に行った!」って言っていたのでもしや「新婚旅行かね?」と聞いたら「そう!ゆわんとこと思っていたのに〜」とばあさん歳がいもなく照れていておもしろかった。でもほんまにじいさん体悪くして行けなかったけど、ほんまこの場所にじいさんがいたらほんまに良かったなぁと思った。
 着いたら源泉に行き足湯して、ゆで卵を作ってみんなで食べた。こうゆうのが楽しい。
 夕方、親父といっしょに小学生ぶりに風呂に入ったが、やっぱ歳を感じてしまった。昔より体が小さく見えた。腹は大きくなっていたが・・・。でもこんなんゆうのは恥ずかしいが、なんか親父と湯船につかるのも中々良いものでした。塩海草マッサージボディシャンプー出すのが固まっていて固くて、二人で全力で出したりしていた。
 旅館の夕飯はめちゃうまかった!量も多くて食いきるのが大変やったけど満足感があった。となりに座っていたばあちゃんの分もやはりまわってくるのでさらに量が増える。
 夜は、旅行で大好きな土産タイムをして、かあちゃんとピアノラウンジで一杯飲みながら語りあった。けっこうこれからの重い話が多かったけど良かったですなぁ〜!途中フィリピン人シンガーのモニカが歌ってくれて、おれのほう向いて英語で「あなたにこの歌をささげます♪」みたいなこと、いやこれのヒアリング力では絶対そう言ったはず!「しゃらららら〜♪しゃらららら〜♪」おれもう鼻の下伸びちゃって、一目ぼれしてしまった!モニカかわいい♪終わってから「ぼ、ぼくと、しゃ、写真撮ってくださいぃ〜」と勇気を出してアタックして、かあちゃんに撮らせた。
 部屋に帰って親父とばあさんも起きてしまって、まあ寝ることになったんやけどおれが修学旅行ノリでみんな静かになってから「寝た?」って聞くとかあちゃんが「寝た。」って言ったので「寝てネーじゃねぇか!!」とツッコんだ!でしばらくしておれが「ぷ〜!」というと三人笑っていたが「はよ寝ろ!」と怒られました。旅行の醍醐味はここにあり☆