横断歩道

mizunox2004-02-09

 ばあさんの足が寒くて動かないので、医者に連れてってくれとのこと、最近半年くらい行っていなかった町医者の整形外科へ行きました。どうやら腰の骨がつぶれて、神経圧迫により足に力が入らず、もともと右ヒザは手術して人工関節はいってるんやけど、左ヒザは骨と骨が擦れて痛くてそれをかばうかたちで左の足首がめちゃ痛くなってるという診察。ばあさんあんまり歩けない状態です。まあ明日もバイトの行く前連れて行こうと思っているんですけど・・・。
 その医者ではここ半年行ってなくて、看護婦さんをはじめ、受け付けの人やリハビリのスタッフ、患者さんにすごい心配されていて、「どうしてたん〜?」「元気でよかった〜!」「いやうちの息子に見に行ってもらったんやで〜」とかみなさんすげえ温かった。ばあさんよかったなぁ!!
 帰り歩くのめちゃ遅くて、五条通りは片側四車線なんですがばあさん青では渡りきれない。中央の植木のスペースで次の青まで待っていました。なんかこうゆうことでも不自由な人もいるんやなぁ〜と気付きました。日ごろばあさんと暮らしていて、デイサービスやら、医者やら通していろいろ分かっていたつもりやったけど、まあいまは特別歩くのが遅いからかもしれないけれど、なんかばあさんのとなりを歩くことで分かったというか、分かっていなかったというか、体の不自由なひとの立場になっていなかったと思いました。いまはほんまに低い3cm段差でも足が上がらない。これからどうしようか両親と考え中です。
 これもまた昨日の夜気付いたんですけど、昨日風呂上りに居眠っていて、起こすついでに手のひらマッサージしたんです。その時思ったんですが、大学の丸4年おれはばあさんに何をしてきたんだろうと、あんまり強くできないにしてもマッサージの一つもしてやっていなかった。どんどん歳いってきて、いろいろと苦労もかけて、ほんま4年でばあさん大きく変わった。なんかすごい自己嫌悪でした。自分でもよくやってると思うとこもあるけれど、ばあさん頭が物忘れやらひどくなってるのは、おれのせいかなぁと、もっと4年間ばあさんが充実したものになっていたらと、もっと大事に毎日生活したらなぁと、なんか足りてなかったと思います。いまよりしっかりしているばあさんがいたかもしれない。冷たい孫かなおれは・・・。この先不安です。