防災

 震災など災害が起きたときに、そのような予防策はおおきな即戦力実践力になる。ハッ!とした瞬間に次になにをすべきか、行動に移せることができるし、地域の協力、把握が大きな力を生むと思う。阪神大震災での消防、警察などの機関に救助された人々は全体の5%くらいであった。ほとんどが地域に詳しい消防団や住民が救助に当たった。しかし、備えあれば愁いなしというように、震災が起きてなにをすべきか混乱の中で判断が遅れたと思う。ある震災体験の本に書いてあったが、Aが無理ならB。Bが無理ならC。というように、困難な状況でも次にできることを日頃から意識することが大切である。備えがなければ、Aが無理ならAしかできず、結果あきらめてしまう。だから地域防災力は日頃の訓練などで、大きな救助力を生む。
阪神大震災地震では助かったけれど、消防団で連日連夜寝る間もなく、人間力の限界まで救援救助活動をしたおじさんがいた。しかし、疲労を過労で眠りについたまま息を引き取った。その消防団としての使命と、いくつもの命を救ったおじさんに敬意を払う。
 「災害は忘れた頃にやってくる」とあるが、9年目にして忘れていない、むしろ忘れられないものになっていた。しかし、まだかぁ、まだぁここまでかぁと思うところもある。いつ起きるかわからないけど、起きたらほんまに悲しいことになる大災害。だから防災活動は大事であるし、実際起こらなければそれに越したものはない。
 これからは震災に学ぶよりあらゆる災害を予測して、先を先をいくようにしなければならない☆